【Esquisse ou Croquis …?】~『からほりまちアート』~

Posted on 10月 3, 2007

eue.jpg

大阪市内に、第二次世界大戦(太平洋戦争)の際、戦災を免れた
地域がいくつか存在する。
 そのうちのひとつに、大阪市中央部にある「空堀」がある。
 「空堀」は、豊臣秀吉が大阪城を守るために築いた「南惣構堀」
が、水を入れない”空の堀”だったことに由来している。
地域にある居酒屋の地階の側壁は、この遺構だ。

 階高の低い木造の家屋は、昭和初期の風情を醸し出す。
年配者にはノスタルジーを、若年層にはレトロモダンな感覚を呼び、
”癒し”の空間を形成している。
 若いアーチストたちは、自らの手で古い町家に手を入れ、アトリエ、
ギャラリー、カフェ、などに転用し集まり始めている…。
 街並みは、規模的にも雰囲気的にもヒューマン・スケールで、
心地良く時間さえゆっくり流れているような気さえする。
 しかし…。
 世情から小学校が廃校になり、デベロッパーによる大規模な開発の
手が延びている。超高層のマンションの影は足元の木造民家から日照
を奪う。人口の増加は狭い路地での渋滞を呼び、老人たちを”交通戦争”
に巻込み始めている。

 今回、「広報担当」として『からほりまちアート』に関わることに
なった。イベント自体は今年で7回目。
 きっかけは、ひょんな事からである。
  ・「アトリエ輪音」のスタッフが兼務している。
  ・女性スタッフが多く、企画やアイデアを出す点では優れている
   が、当日の搬入業務やセッティングなどの力仕事がある。
  ・スタッフの年齢層が、年配者と若年層に二極化していて、
   双方を繋ぐ年代のメンバーが居ない。
   ワタシは丁度、その年代に当て嵌った。
 理由は色々あるにせよ、道頓堀での『とんぼりワッショイ!』、
新世界・飛田での『野点』と、スタッフを兼務することになった。

 スタッフになってみて、3つのイベントの運営面での違いが見えて
きた。
 ○『野点』は”点”、『とんぼり』は”線”、『からほり』は”面”。
 ○『野点』は”安らぎ”、『とんぼり』は”ノリ”、『からほり』は”落着き”。
 ○『野点』は”実績”、『とんぼり』は”若さ”、『からほり』は”成熟”。

 各イベントスタッフでの、ワタシの立場は”バランスウェイト”。
  ・みんなが考える企画を見守り、サポートに廻る。
  ・年長者と若いスタッフの橋渡しをする。
  ・外部のキーマンに、イベント開催をPRし、二次広報者になって貰う。

 「プレス・リリース」を書き終えて、各メディアに流し始めている。
ぼちぼち紙媒体には、記事が載り始めた。

 もし、大阪に立寄る機会があったなら、お散歩をしてみて欲しい。
 ノスタルジーを感じるのか、レトロモダンな感覚を新鮮に感じるか…、
それはあなた次第です。
 
→→→** Links for ** ・・・
  ■『野点』サイト
     http://breakerproject.net/publicart/nodate/
  ■『からほりまちアート』サイト
     http://karahori-machi-art.com/
  ■『とんぼりワッショイ!』サイト
     http://www.tonbori.info/

Filed Under 【Esquisse ou Croquis …?】 | Leave a Comment

Author: Kylin
Profile:”Kylin”=1959年 京都市生まれ。 ☆「一級建築士」  「インテリアコーディネーター」 ☆「旅行サイト”tokyobookmark”公認ブロガー」  他、現在、ブログを10サイト運営中。 ☆建築設計の傍ら、エッセイスト、歌人・書家”秀雅”としても活動。 ☆「とんぼりワッショイ! vol.5 (2008/05/03~05)」(大阪市)広報スタッフ 。 ☆「第7回からほりまちアート 2007」(大阪市)広報スタッフ。 ☆「野点~大阪・新世界~2007」(大阪市)サポートスタッフ。 ☆フリー百科事典「Whikipedia」執筆スタッフ ☆アート系情報サイト「関西アートビート」コメントメンバー
Data: 2007 年 10 月 3 日 at 10:54 PM

Leave a Comment

If you would like to make a comment, please fill out the form below.

Name (必須)

Email (必須)

ウェブサイト

コメント

Comments are closed.

DRAGON ART CREATOR’S REVIEW • Powered by WP • Management by Kouhei Muramatsu • Logo&Icon Kintaro Takahashi